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2009年は地球が社会的・経済的面でこれまでになかったような地球規模で厳しい状況になることは間違いない。それ自体は温暖化の面からはごく僅かな進行速度の低下が見られるかもしれないが、見られたとしても大勢に影響を与えるほどではないだろう。 今年の総選挙で自民党が惨敗し民主党単独又は民主党を中心にした政権ができるのは間違いないだろうが、それで問題が解決するわけではない。小澤代表は「終身雇用をベースに自由競争する日本的な雇用の安全網を作り上げたい」といったそうだが、オイオイ、20年前に戻すのか!! グローバル化が進む中で、昔の「良き日」に戻そうたってそうはいかない。日本は落ち目とはいえいまのところGDPでみると世界で2位であり、貿易・輸出に大きく依存しているのだから。 このような人が次の総理になるのでは、引き続きまだ暗い!とはいえ、混迷の中から新たな光が見えてくる可能性はある。とにかく自民党政権が崩壊するということは、明るい材料には違いない。 今や経済は地球規模で広く・深く絡み合っているのだから、一国で問題が解決できるような時代ではない。一国で規制を強化すれば資本は他国へ逃げていくだけだ。問題の解決には、地球規模での規制・コントロールが必要だ。そう「地球連邦」が必要なのだ。当然権力(軍事力)を持った連邦がコントロールしなければ、真の解決にはならないであろう。その意味では、弱体化したアメリカ合衆国にオバマ政権が誕生するのは、一歩前進かもしれない。 しかしこれらは時間がかかることである。あるいは実現する前になんらかの要因で文明が崩壊するかもしれない。 この時期に我々が学ぶことは何だろうか? 「人類の前史」の終盤にいる我々は、「資本の奴隷」からの解放の足がかりを見いだし、そしてたとえ未熟でも新たな一歩を踏み出すことではないだろうか。 (09.01.01)
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